秋月で最近(2005年12月現在)売ってる低価格UPSについて。

20051203初出
20051204更新

秋月でしばらく前からUPSを売ってる。
情報が全く無いのだが、なんともお得なその価格につられて購入してみたところ、 なかなかナイスだったのでお披露目。
(恐らく店頭に行けばメーカー・モデル名等取得できたんだろうけど地方在住者は そういうつまらないこと言わない!)

で、予備情報としては・・・

  • バッテリーは汎用っつーか、ただの鉛ってのがすばらしい。 少なくとも秋月ではしばらく入手可とみた。
  • バッテリーは12V8Ah。ってことは、 タップ型で1万円位で売ってるやつよりおおよそ容量大。 さらにインバータの効率も電圧が6Vのモノよりは余裕がありそう。
  • 350VA/210Wらしい。小型PC+CRTか、HDDレコーダ3台位ならいけそう。
  • ケーブル・ソフトは付属しないが、RS-232C風の端子が付いてる。 うまく信号が出てれば使えるかも。
  • 形状は、APCの700の幅を狭くしたような感じでなかなかスマート。
  • 送料入れても5000円かそこら。
  • まぁPCをシャットダウンできないとしても、最悪HDDビデオレコーダーに使うとか、 ルータ・HUB用にするとか、防犯用の照明とか(?)、なにかしら使い道はありそうなので 一個買ってみよう。
    ・・・ポチっとな。


    んで、到着。

    Webの写真からだいたいあたりはつけていたのだが、モノは、
    GSユアサ社製 YUMIC-SNA300A
    でした。
    製造時期は数年前で、まぁ電池は死んでてもおかしくないかな。本体はきれい。 想像してたよりデザインは悪くない。(<デザインには触れなくてよろしい)



    で。まずは、早速RS-232C風端子の確認。
    カタログに載ってる上位機種と同一のピン配と思われるので、 電源をぱちぱちしながらトランジスタが居そうかどうかだけ確認。 ・・・いけそう。
    RS-232Cのデータ線(ピンがちがうから232Cじゃないんだけど)は、 通信内容が全くわからないので無視。 単純なIOであれば使えそうな雰囲気。

    テキトーに結線して動かしてみる。
    ・・・動いた。AC FAILはもらえそう。
    LO BATTももらえそう。でもLO BATTを待たずにさっさとシャットダウンするほうが 安全なので、実際には使わないから気にしない。
    UPS SHUTDOWN は使わないから気にしない。

    とゆーわけで、ケーブル作成しました。
    接続ケーブル

    以前車載PCをIGにあわせて電源ON・シャットダウンをさせる為に PC側のピン配・論理は調査済みだったのでそこらへんは問題なし。
    PCによって動かない場合は、抵抗の値を見直す必要があるかもしれません。

  • 10K 2個はプルアップなのでテキトーな値で。
  • 2.2Kは、フォトカプラのLEDが光ればいいので、 電圧を測って 5〜10mAくらい流せそうな雰囲気の値を選択してください。

  • PCのCOMポートの出力電圧が低いってのは問題な気もしますが・・・ まぁうごけばいいでしょ。

    なお、PC側のピン配はAPC仕様です。
    配線が面倒な場合は、UPS側の Pin2,4 と、PC側の Pin5,7,8だけ結線すれば良いでしょう。

    PCを2台以上接続する場合はこんな感じにすればよいでしょう。
    複数台接続用結線




    PC側の設定。

    普通にCOMポートI/Oで使えるんですが、念の為。
    以下画面はWindiwsXPです。 MS Windowsの他のバージョンや、他のOSにも同等の設定があります。

    1、コントロールパネル -> 電源オプション -> UPS -> 選択
    電源オプション

    2、UPSの選択 -> 製造元:一般 -> モデル:カスタム -> ポート:つないだ場所
    UPSの選択

    3、UPSインターフェイスの構成
    UPSインターフェイスの構成
    上の2つは不論理、最後は正論理です。

    バッテリの低下とUPSシャットダウンのチェックは外しておいても構わない。 ケーブルの LOW BATTを結線してない場合は、外さないとまずい。
    また、LOW BATT(バッテリの低下)ではなく、AC FAIL(電源障害/バッテリ駆動)を トリガーにしてシャットダウン動作をさせたい場合には、 「バッテリの低下」のチェックを外す。

    4、コントロールパネル -> 電源オプション -> UPS -> 構成
    電源オプション

    5、UPSの構成
    まー、ここは好みで適当に。
    UPSの構成

    「すべての通知を有効にする」にチェックを入れると、指定時間ごとに 「電源に異常が発生した」旨警告がポップアップで出る。
    「バッテリ駆動開始から・・・」にチェックを入れると、 指定時間後にシャットダウン開始のポップアップメッセージが出て、 その後シャットダウンを開始する。
    「UPSの電源を切る」にチェックを入れると、 PCが電源を切る直前に UPS Shutdown にパルスを出して、 UPSの動作を停止させバッテリの消耗を抑える。
    上図の設定だと、
    停電後、
    20秒警告
    80秒警告
    120秒シャットダウン通知・シャットダウン/UPS SHUTDOWN
    という雰囲気の動作をする。

    なお、当たり前だが Messenger Service が動いていないとポップアップは出ない。


    で、4、に戻って「適用」かOKを押すと、UPSを監視するサービスが動き出します。




    続いて、インバータ動作時にどのくらいノイズを撒くか確認。

    ターゲットは
    ・ラジオチューナー
    ・VHSビデオデッキ
    の2点。 (もっというと 土曜日のAVANTI録音専用設備なのですが)
    ここに目立つノイズが入らなければ、我が家では「使える」と判断することにしました。 今決めました。

    チューナーに近づけて設置。
    チューナーと並べてみる

    結果。
    目立つノイズはなし。十分実用になる。

    FMは、ノイズなし。AC断時、インバータが動き出すタイミングでもノイズは僅か。 稼動中はノイズ無し。
    ついでにループアンテナを近づけてAMも聴いてみた。 インバータ稼動時にノイズが若干入りますが、聴取にはあまり影響なし。 鉄道沿いや幹線道路沿い(特にトラック!)のノイズに比べたら、無いようなもの? ノートPCの横にラジオを置いたときよりもはるかに静か。

    なお、RFの条件は以下。
    FM: 屋外8エレ八木ANT -> 同軸(5C-FB)20m位 -> マスプロの金属ケース分配器 -> 同軸(3C-FV)1.5m -> Tuner
    AM: 室内20cm径ループANT -> 撚り線1m -> Tuner

    というわけで、とりあえず AVANTI 用に常用決定。問題は・・・ラックに空きがない。