Cバスで使用するINT(≒IRQ)を確保する為、PC-9821Cx からモデムを外します。

20050406更新
20050107更新
20041126初出



PC-9821Cxには Cバスの拡張カードが3枚挿さりますが、 INTがあまり空いていません。

ソフトウェアディップスイッチ(所謂BIOS)で必要のないデバイスを殺したとしても、 音源カードやMIDI I/Fカードはある特定のINTを使う慣習がありますから、 「RS-232Cを殺したから即OK」というわけにはいきません。
そのほか、EthernetやRS-232Cのようなカードは特定のINTを要求しないまでも、 拡張カードごとにINTは1つ(以上)必要です。 I/O単機能で割込みなしなら不要ですがまぁ一般に使わない(俺様的に不要)のでここでは無視。

PC-9821CxのINT使用状況は以下のとおりです。標準用途は、PC-98x1シリーズの一般的な状態です。

IRQINT標準用途PC-9821Cx現仕様
0 システムタイマ<-
1 キーボード<-
2 PC98基本グラフィックス(VSYNC)<-
3 0-ETHERNET (IO DATA ET/T-98)
4 RS-232C (≒COM1)<-
5 12nd CCU (≒COM2)/内蔵モデムSCSI (IO DATA SC-98IISB)
6 2-MIDI (Roland MPU-PC98II)。ゲーム等で使いたければ慣習的にここ。
7 (カスケード接続用)<-
8 数値データプロセッサ<-
9 3内蔵IDE I/F<-
1041640KB FDDPC-FXGA(98) (将来 TV TUNER(CanBe純正) へ変更予定)
11421MB FDD<-
12 5音源<- 86音源など拡張する場合は慣習的にここ。
13 6バスマウス<-
14 プリンタポート<- Windows動作時のみGA?
15 リアルタイムクロック<-
20050406 テーブル作成

このなかで不要なデバイスというと、まずモデムですね。んが、 ソフトウェアディップスイッチ(いまどきはBIOSって言うと通じるかも) からはモデムを殺せません。 モデムを殺すには、抜いてしまうしかないのです。 ひでぇー仕様ですが、対策があるのですからまぁ良しとしましょう。

というわけで、 必要のないモデムを外して、INT を1つ確保しちゃおう!


STEP 1

天板・側面パネルを取り外します。
背面のビス(下図矢印)を1本外し、パネルを後方に少し引っ張ってから 上に持ち上げます。
STEP1


STEP 2

背面パネルを取り外します。
背面のビス(下図矢印)を4本外すと外れます。


STEP 3

電源ユニットを取り外します。
Cバス拡張スロットのフレームと結合しているビスを1本外します。


正面から見て左側面のフレームと結合しているビスを1本外します。
写真がボケボケですが、スピーカーとCD-RMOドライブが見えるポイントです。


電源ユニットを持ち上げます。
裏返すようにすると良いでしょう、電線・コネクタにストレスを加えないように気をつけます。


STEP 4

モデム基板を取り外します。
ビス(下図矢印)を4本外すと外れます。 基板の下側はメタルのスペーサーなので空回りしたらうまく逃げてください。

下図のような長めのコネクタでマザーボードと結合しています。
外す際、 コネクタ部をねじってマザーボードにストレスを与えないよう気をつけます。


STEP 5

テキトーに元に戻します。
モデム基板を外したあとの穴は塞いでおきましょう。 電源近くのこんないいところ(^_^;)に穴があると、冷却効率が落ちる気がします。

これでINT1(IRQ5) が使えるようになります。やった!


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